# 【総合評価スコア:62/100】
首都圏主要都市の木造築35~40年物件で3000万円台という価格帯は、一見魅力的に映りますが、投資判断には慎重さが求められます。
**利点と課題の整理**
利回り12%台という数字は表面利回りとしては悪くありませんが、木造築古物件では修繕費用が予測しにくい点が最大のリスクです。建物価値の減価が急速に進む時期であり、屋根・外壁・配管など大規模修繕の時期が接近している可能性が高い。外壁補修だけで200万円以上の費用が発生するケースも珍しくありません。
徒歩7分というロケーションは及第点ですが、首都圏主要都市にしては立地による優位性が限定的です。今後の人口減少局面では、立地の重要性がさらに高まります。
**実質利回りの検証が不可欠**
表面利回り12%から修繕費・空室リスク・管理費を差し引くと、実質利回りは7~8%程度まで低下する可能性があります。特に古い木造物件は、上下階の騒音クレーム増加や設備故障頻発に伴う退去率上昇も懸念材料です。
3000万円台の融資を受ける場合、金利上昇局面では返済負担が重くなるリスクもあります。
**投資判断の鍵**
この物件を検討する際は、建物診断(インスペクション)と過去の修繕履歴の確認が必須です。また、周辺の類似物件との利回り比較や、建て替えまでの耐用年数を正確に把握することが重要です。
より詳細な情報として、該当エリアの地盤状況、火災保険料率、今後の再開発予定などを事前に収集し、投資判断の精度を高めることをお勧めします。
投資判断に迷ったら「比較」が鉄則
1社の話を鵜呑みにせず、複数の専門家から意見をもらい判断を研ぎ澄ませましょう。
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